頭皮のトラブル

頭皮のにおい 

実はこれも意外に該当する方が多く、お悩みの方が多い症状があります。そのお悩みとは、頭皮のにおいです。頭皮そのものににおいがあるわけではありませんので、問題はその頭皮に付着したものが発するにおいです。人間には必ず体臭があるので当然頭皮にもその人固有の体臭があるはずですが、この場合で問題にしているにおいとはそれとは別物です。頭皮のにおいと書いて「頭皮臭」という呼び方もあるようです。頭皮および頭からにおいが発される原因は大きく分けて2つです。ひとつは髪の毛によるもの、もうひとつは頭皮から発せられるもの。

それではまずは直接頭皮と関係の薄い髪の毛によるにおいからお話しします。髪の毛には周囲のにおいを吸収する性質があります。というのも、これは髪の毛に限らずにおいの元となる成分はあらゆるものに付着します。人間の体にも当然それは付着するのですが、髪の毛が特ににおいを吸収しやすいのは、その表面積の広さからです。髪の毛は無数にあり、その一本一本は細いにしても表面積は全部合わせると膨大な面積になります。その一本一本の表面ににおい成分が付着したとしたら、相当な量のにおい成分をためこむことになります。そうして蓄積されたにおいを髪の毛から成分が離れるときに放出するので、頭が臭うように感じるのです。たばこの煙や焼肉の煙が髪の毛についてしまうのはよくご存知だと思います。

次に、これは頭皮そのものから発せられるにおいについてです。もっと厳密に言うと頭皮がにおうのではなく、頭皮に付着した細菌がにおう、という表現が正確です。頭皮が剥がれ落ちるとフケになります。フケはかつて皮膚の一部であったものですから、たんぱく質などの栄養素に富んでいます。そこに細菌が住みつき、フケを栄養として繁殖するのです。この細菌たちが悪臭を放つため、頭皮がにおう、となるわけです。この問題を解決するにはとにかく清潔にするしかありません。フケは新陳代謝の証ですから仕方ないとして、そのフケを長時間放置しないことです。こまめにフケを落としていれば、栄養になるものがありませんから最近の繁殖を止めることが出来ます。