頭皮のトラブル

江戸時代のかゆみ対策

これは余談ですが、浮世絵によく登場するかんざしにまつわる有名な話があります。江戸時代の女性は日本髪かそれに近いヘアスタイルが普通でした。現在でも日本髪を結っている女性を見かけることはありますが、結婚式などで和装にする人がその時だけ日本髪にするということがほとんどで普段から日本髪にしているということはありません。

普段から日本髪を結っているのは日本舞踊や茶道の先生、クラブのママさんくらいでしょうか。でもこれらの人は日本髪にしていても毎日頭は洗っています。そんな特殊なヘアスタイルにするのですから余計にしっかりと頭を洗わないとかゆくなってしまいそうです。

しかし江戸時代の一般的な女性は毎日お風呂には入りません。そもそも毎日入浴する習慣がなかったのもありますが、日本髪をまた結いなおすのが面倒だからという説もあります。そうなると当然かゆくてかゆくてたまらないはずです。そこでボリボリ掻くわけにはいきませんから、頭に刺してあるかんざしでツンツンとかゆいところを刺してかゆみを止めていたそうです。かんざしというのはそのためにあるそうで、何となく江戸時代の雰囲気が感じ取れるような話ですね。

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